2019年 明石城築城400年記念 流鏑馬神事
明石市の明石城は、2019年に築城400年を迎えました。
築城400年の明石城
坤櫓(ひつじさるやぐら)と巽櫓(たつみやぐら)
明石城は、1619年に、徳川 秀忠の命により初代明石藩主 小笠原忠政(後の忠真)(小笠原家第二十代当主)により築城され、2019年に築城400年を迎えました。
後に小笠原忠政は、豊前小倉藩 初代藩主になります。
明石城は、築城400周年を迎え、それを記念し2019年5月11日に小笠原流 流鏑馬(旧豊前小倉藩 相傳)が奉納されました。
明石城築城400年記念 流鏑馬神事
会場
兵庫県立明石公園 西芝生広場
明石城と西芝生広場
日時、天気
2019年5月11日(土) 天気:快晴 気温:高め
・神事 13時00分~13時50分
・流鏑馬本儀 13時50分~14時30分
・神事 14時30分~14時45分
流鏑馬馬場
県立明石公園内 西芝生広場
特設馬場
全長約110m 二つの的(一の的、二の的) 的間約55m
流鏑馬馬場 馬場元、馬場末より
会場の様子
会場は気持ち良い青空が広がり、通常の観客エリアと、さらに的側にも設けられたエリアは満員の観客で販わっていました。
観客は正直です。射手が、的を外すと大きなため息に包まれていましたが、的中する度に大きな拍手と歓声に包まれていました。
射手の活躍もあり、大いに盛り上がり、築城400年記念を祝うことができたと思われます。
この流鏑馬神事で印象的な事は、射手の活躍ですが、それ以上に本儀中に聞こえてきた分かりやすい場内アナウンスと観客エリアに設けられた「こども席」の二つです。
満員の観客エリアでは、小さな子連れの家族が見物するのはちょっと難しいでしょう。
でも、こども席があれば・・・。
主催者の優しさが見える様でした。
流鏑馬神事ポスター
デザイン:兵庫県立明石高等学校 美術部
流鏑馬 射手
小笠原流流鏑馬
(旧豊前 小倉藩 相傳)
流鏑馬 武徳会
宗家 源 長統
貫頭の射手 岸 剛史
本騎射射手 立野 里佳
本騎射射手 小倉 輝
<控え>
本騎射射手 高橋 政行
平騎射射手 千葉 貴文
平騎射射手 永末 夏菜
見習 松本 晶子
見習 宮崎 楓音
揚扇の儀
馬場元にて扇を高く投げ上げ、流鏑馬開始を合図します。
流鏑馬 (本儀)
宗家 源 長統
二の的 二の的付近より
二の的 馬場末より
射手 岸 剛史
二の的 二の的付近より
二の的 馬場末より
射手 立野 里佳
二の的 馬場末より
射手 小倉 輝
二の的 馬場末より
流鏑馬神事 神職、諸役の皆さん
関係者の皆様、ご苦労さまでした。
皆様のご協力により無事流鏑馬神事を終了することができました。
ありがとうございます。
写真撮影: 服部 泰雄
服部 昭雄
宮崎 英樹
ビデオ撮影: 山本 泰司
服部 弥生