流鏑馬 射手の所作:矢番え~矢を射る
流鏑馬馬場と所作
流鏑馬は、疾走する馬上から的に矢を射ます。
的は、250mの馬場に3ヶ所設けられています。
馬場元(出発地点)から35m地点に一の的。
その先90m地点に二の的。
さらにその先90m地点に三の的。
その先35m地点が馬場末(到着地点)です。
射手は、矢を射った後、90m先の次の的までに矢を射る態勢を整えます。
その所作・動作は、小笠原流の騎射法にのっとり、矢を箙から抜き・番え、射る態勢を整えます。
馬は、的間:90mを約7秒~9秒で駆け抜け、
その短時間、しかも疾走する馬上で射手は、矢を射る態勢を整え・射ます。
※箙(えびら):矢を入れる籠
※矢番え:矢を弦にかける
射手の所作
二の的(125m地点)から三の的(215m地点)まで約90mにおける射手の所作です。
二の的(直前)
二の的 矢を射る(125m地点)
箙(えびら)から矢を抜く
矢を番える
矢を射る態勢をつくり始める
矢を射る態勢が整う
三の的 矢を射る(215m地点)