南アルプス市 小笠原長清公顕彰 流鏑馬 慣らし
2015年5月6日(水)山梨県南アルプス市にて小笠原長清公顕彰 流鏑馬が奉納されました。
流鏑馬本番前に準備として慣らしが行われ、その様子です。
慣らし
本番馬場にて馬のウォーミングアップです。
さらに射手による馬場の状態、馬の状態・性格などを把握し、間合いなどを確める大切な時間です。
今回の山梨・流鏑馬では、時間的な余裕があり、射手見習いも慣らしを行えました。
慣らしと言うよりも稽古と言ってもいいかもしれません。
この時間帯、観客は少な目ですが、それでも準備関係者は多く、その目前での慣らしは、大きなプレッシャーでしょう。
見習いには、本番馬場初体験者もおり、大きな自信に繋がり、射手を目指し頑張っています。
慣らし 動画
慣らし
まず、30分以上の時間をかけ、常歩(なみあし)でゆっくり歩きます。
次に速歩(はやあし)で少し速く走ります。
慣れると全速で走り慣らします。
馬のウォーミングアップが終わると、いよいよ射手、見習いの慣らしです。
初めての本番馬場、かなり緊張気味。右手を離しトライ、走り終えると笑みも。
慣れています。オーストラリアからの入門です。
初めての本番馬場、やはり緊張気味。走り終えると微かな笑みも。
本番馬場どころか直線馬場が初めて。緊張、必死です。走り終えると爽快感いっぱい!
流鏑馬本儀の前、上のような慣らしが行われます。
馬の慣らし・ウォーミングアップ
馬場の状態、馬の状態を確める射手の慣らし
射手にとって流鏑馬演武を前に間合いを確める大切な時間です。
時間の余裕があれば射手見習いの本番馬場へのデビュー、これも慣らし。
見習いにとって本番馬場体験の数少ない貴重な時間です。
写真撮影:
服部 泰雄
服部 昭雄
ビデオ撮影:
斉藤 幸夫
斉藤 喜美江