2014年3月 柳川市三柱神社 流鏑馬の所作
柳川市三柱神社 流鏑馬の所作
2014年3月30日(日)に福岡県柳川市 三柱神社にて小笠原流流鏑馬が奉納されました。
的から次の的までの射手の所作です。
桜満開の流鏑馬馬場
<流鏑馬馬場について>
流鏑馬馬場は、約250mの馬場です。
馬場の開始地点を馬場元(ばばもと)、終了地点を馬場末(ばばすえ)といいます。
開始地点から約30m地点に一の的、さらに約90m間隔で二の的と三の的があります。
通常、流鏑馬馬場は直線馬場ですが、この三柱神社の境内地形の関係で二の的~三の的間が少し曲がり「くの字」の馬場になっています。
馬の速さ
的から次の的までの距離は、上記のとおり約90mです。
馬場の状態、馬の体調などにより異なりますが、この距離約90mを10秒前後、速い時には7~8秒で走り抜けます。
およそ秒速10m、近くで見ると馬が疾走する速さを体感できます。
射手の所作
射手は、秒速約10mで走る馬をコントロールしながら、矢を放ち、次の的までの間に箙(えびら)から矢を取り出し、矢を番え、的に狙いを定め矢を射ます。
二の的から三の的までの所作
二の的から三の的までの射手の所作です。
宗家 源 長統
二の的で矢を放ち、三の的までの約90m・約10秒間の射手の所作です。
二の的 矢を射る
箙(えびら)から矢を取りだす
矢を番える
打ち上げ
的に狙いを定め
三の的 矢を射る
射手 岸 剛史
二の的で矢を放ち、三の的までの約90m・約10秒間の射手の所作です。
二の的 矢を射る
箙(えびら)から矢を取りだす
矢を番える
打ち上げ
的に狙いを定め
三の的 矢を射る
Photo:
服部 泰雄
桃薗 克幸