2018年 明石市 明石城築城400年記念流鏑馬神事プレイベント

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2018年 明石市
 明石城築城400年記念流鏑馬神事プレイベント

兵庫県明石市・明石城築城400年記念流鏑馬神事は、2019年5月に予定されていますが、その本番を前にプレイベントとして流鏑馬神事、流鏑馬教室などの各行事が行われました。その様子を紹介します。



明石城は、1619年に、徳川 秀忠の命により初代明石藩主 小笠原忠政(後の忠真)(小笠原家第二十代当主)により築城されました。後に小笠原忠政は、豊前小倉藩 初代藩主になります。

明石城は、2019年に築城400周年を迎え、それを記念し2019年5月11日に小笠原流 流鏑馬が奉納されます。

明石城築城400年記念流鏑馬神事プレイベント

 場所 

兵庫県立明石公園 西芝生広場

明石城と西芝生広場
明石城築城400年記念流鏑馬神事プレイベント会場


 日時、天気、行事 

2018年11月24日(土)  天気:快晴

・流鏑馬教室   12時55分~13時25分
・流鏑馬     13時35分~14時20分
・馬とのふれあい 14時25分~15時00分
 馬とのふれあい、乗馬体験、こども的あて


 会場の様子 

会場は、明石城を背景にした広い芝生の公園で、予想を上回る観客で賑わっていました。

通常の馬場は、的間90mですが、特設馬場は、的間55mと短く、矢番えなどが難しい難易度の高い馬場です。

射手は、この馬場でかなり苦戦し、観客も今ひとつ盛りあがりに欠けている様でした。
しかし射手の奮起により本儀、騎射・挟み物の要所々々をきちんと絞めたことにより、会場の雰囲気も盛り上がり、流舗馬神事を気持ちよく終えることができました。

各種イベント

流鏑馬教室 

流鏑馬に先立ち、流鏑馬教室が開校されました。
たくさんの子供達を前に宗家や武徳会一門から流鏑馬についてのお話です。

射手、諸役を目の前に興味津々・目を輝かせる子供達でいっぱいです。
質問コーナーでは、宗家も苦笑い・・・そんな場面もありました。

流鏑馬教室



馬とのふれあい等 各イベント 

流鏑馬終了後、馬とのふれあい、乗馬体験、こども的あてのイベントがありました。

馬にふれるのも初めて、乗るのも初めて、弓矢も初めての子供達です。
興味津々、おそるおそる触ってみると・慣れてくると笑顔がいっぱいに。
会場は、楽しさいっぱい、賑やかな雰囲気に包まれていました。

馬とのふれあい


乗馬体験


こども的あて


流鏑馬馬場


県立明石公園内 西芝生広場
  特設馬場

全長約110m  二つの的(一の的、二の的) 的間約55m



流鏑馬馬場 馬場元より
明石城 西芝生広場 馬場元より

流鏑馬 射手


2015年10月 飯塚市 綱分八幡宮 流鏑馬
小笠原流流鏑馬
 (旧豊前 小倉藩 相傳)
 流鏑馬 武徳会

   宗家 源 長統
貫頭の射手 岸 剛史
   射手 立野 里佳

<控えの射手>
   射手 高橋 政行
   射手 小倉 輝
  平騎射 千葉 貴文
  平騎射 永末 夏菜
   見習 松本 晶子
   見習 宮崎 楓音

流鏑馬の儀式


天長地久式 




揚扇の儀 

馬場元にて的中を祈願し、扇を高く投げ上げ、流鏑馬開始を合図します。




素馳せり 



流鏑馬 (本儀)


宗家 源 長統 





射手 岸 剛史 

二の的



二の的




射手 立野 里佳 

二の的



流鏑馬 (騎射・鋏物)


射手 岸 剛史 

二の的



二の的





母衣引き


見習い 宮崎 楓音




スタッフ一同


2018年11月 明石城プレイベント・流鏑馬スタッフ


関係者の皆様、ご苦労さまでした。
皆様のご協力により無事流鏑馬奉納を終了することができました。
ありがとうございます。



写真撮影: 服部 泰雄
宮崎 英樹
ビデオ撮影: 宮崎 江梨子