■小笠原流流鏑馬 宗家 源 長統
南アルプス市小笠原にて

流鏑馬(やぶさめ)の現存する流派には、徳川の伝統を引く小笠原流と熊本細川藩で伝承された武田流が有名です。
『小笠原流流鏑馬』 は、 『源 頼朝』 の弓馬礼法の師範であった小笠原氏の祖 『小笠原長清公』 より連綿と続く 『小倉小笠原藩主』 である小笠原総領家に伝わるもので、同じ 『源氏』 の流れを汲む 『宗家 源の長統(みなもとのながむね)』 一門により継承されています。

流鏑馬奉納は、250mの馬場に設けられた3ヶ所の的を射るもので 射手(いて)は、矢を射る時に 『インニョーイ』 のかけ声と共に矢を放ちます。
このかけ声は、弓術と馬術の 『静と動』 を 『陰と陽』 で表現しています。
古代中国の 『陰陽道』 に基づきイン(陰)とヨウ(陽)を射ることで 『世の中を手中に収める』 ことを意味するものです。

250mの馬場には、馬場元(出発地点)から馬場末(到着地点)までの間に3ヶ所の的があります。
馬場元から35m地点に一ノ的、
それから90m先の地点に二ノ的、
さらに90m先の地点に三ノ的があります。
射手は、全力で疾走する馬上から矢を射ます。
■疾走する馬 二ノ的付近より馬場末を望む


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